ダストボックス

メンタル安定のための吐き捨て場。

三連休。

三連休中日は毎回暇だ。


この日曜も例にもれず、落ち着いた一日だった。


泊りがけで遊びに行っている人も多いのだろうな、と思う。


地元でもいくつかイベントがある。


人込みは苦手だが、祭り自体は嫌いではない。


スーパーボール掬いなんかを見かけるとやってみたいと思う。


ただ、子供連れでもない、いい年の女がやるには勇気が必要だ。


だから大抵は「懐かしい」なんて言いながら通り過ぎるだけだ。


一人で祭りに行くこと自体はそう恥ずかしくないのに、突き抜けるには今一歩足りない。


案外と他人は他人のことなんて見ていないし。


他人を見て笑うような誰かに笑われたって、痛くも痒くもないはずなのに。


周りを気にせず、無邪気に振舞える人生は、きっと素敵なものなのだろう。

未来のこと。

仕事を楽しいと思えるのは、面倒な部分を全部他の人がやってくれていたからだと知る。


全部自分でやるとなると時間も取られる、頭も使う、ストレスも溜まる。


最近、体調が悪い。


動悸が止まらない。


胃薬に依存している。


気絶するように眠って、夜中に目覚める。


この間の休みは身体が重くて、情緒不安定で、ほとんどをベッドの中で過ごしてしまった。



他人に迷惑を掛けないように生きたい。


そのためだけにかろうじて生きている。


迷惑を掛ける相手がいなくなったら手放したい。


手放せたら、ただ穏やかに暮らしたい。


日曜休みの仕事をしよう。趣味の時間を増やそう。


時々は友達と遊べる環境を作ろう。


行きたくても行けなかったイベントに行こう。


家を出て、一人で暮らすのもいいかもしれない。


まだしたいことがこんなにある。


まだ、生きることを前提にしていられることに、安堵する。

言えないこと。

どうにも父親が苦手だ。


暴力を振るわれたことはない。直接的に罵られたこともない。


だが、苦手だ。


それは多分、父親が真っ当な人だからだと思う。


自分が誰よりも真っ当だという自信があるからだと思う。


私は頭の回転があまり良くない上に、流されやすい。


突発的な事態が起こると混乱して、失敗して、後悔することが多い。


後悔が鬱に繋がって、また判断力が鈍る。その繰り返しだ。


父親にはそれが理解できない。


私の失敗する理由がわからない。何でそんな馬鹿なことをしたのかもわからない。


鬱にも、適応障害にも、不安障害にも。縁のない暮らしをしている。


自分に理解できないものは、自分の理解の届く場所まで引き摺り下ろそうとする。


引き摺り下ろせなければ、無視する。


それがとても息苦しい。


私にとっては、父親の真っ当さが重いのだ。


自分が真っ当じゃないのはわかっている。真っ当になりたいと思っている。


足掻いて足掻いて、それでも手に入らない。上手く出来ない。




付いてしまった失敗を隠す癖は未だに直っていない。


いい年をして、父親が怖い。